不安や苛立ちを振り払えない時の緊急避難法
私は、決してメンタルが強いわけではありません
なので、いやーな目にあった時には人並みに落ち込んだり苛立ったりすることもあります
ちょうど今日もそんなことがあったのですが、そこは割愛するとして
そんなとき、私がどう対処しているかを書いてみたいと思います（需要はないかもしれませんが）
全く別のことを考えたり、気分転換をしたりして負の感情を振り払えれば問題ないのですが
嫌なことが何度も何度も心の中でリフレインしてしまうこともあります
負の感情が心の底に澱のように溜まってしまうのです
そんな時、どうするか？
自分にとって最も嫌な結末は何か？と自問する
逆に考えてみることを、私は試します
振り払うのではなく、より深めてみるのです
深めて深めて、その嫌なことが原因で起こる最悪な結末はどんなものか？と自問します
それはとんでもなく最悪最低で、とても私自身では受け止めきれない結果かもしれません
そんなどうしようもない結末を敢えて思い描きます
もし貴方が似たような境遇にいるとしたら、ちょっと試して見てください
最悪な想像よりは、実際はマシな結果になる
お試しになった方は、イメージが固まったでしょうか？
では、質問です
その最悪なイメージが現実になる可能性は、どの程度あるでしょうか？
想像出来るうちで最も最悪最低な結末は、実際に起こり得るものでしょうか？
実を言うと、実際に起こる出来事はそのイメージほど酷くもなければどうしようもないものでもないのです
この世の中に陰謀論や世界終末論はたくさんありますが、どれひとつ現実になったことはないはずです
私も子供の頃にノストラダムスの大予言が流行ったことがありました
けれど、1999年7の月に恐怖の大王が来ることはありませんでした
これと同じです
つまり、実際に起こることは自分自身のイメージより幾分マシなものになるはずなのです
想像は現実には勝てない
そう思うと、ただ不安や苛立ちに思い悩んでいた時よりは、ちょっとだけ気持ちが軽くなるかも知れません
もっと言えば、実際にその結末・結果に直面したとしましょう
それはイメージしていた最悪より、かなりショボイ結果になったはずです
おそらく、そのあまりになんてことのない結果に
「なんだ、こんなものか」
と拍子抜けするかもしれません
そして、その瞬間に心の中の不安や苛立ちは消えてしまうでしょう
現実が目の前にあるのですから、想像が幅を利かせる余地はありませんからね
そんなわけで
今日もなべてこともなし
不安や苛立ちをちょっとだけ軽くして、今夜も私は眠りにつくことにしました
もし皆様も、何か不安や苛立ちを抱えているとしたら、最悪を想像する方法をお試し下さい
もしかしたら、ちょっとだけ心が軽くなるかもしれません
