お題「これまで生きてきて「死ぬかと思った」瞬間はありますか?身体的なものでも精神的なものでも」
大学時代の頃
細かいところは覚えていませんが、
ある夜、風邪気味でお酒を飲んでいたことがありました
たぶん、ただの缶ビールだと思いますが、種類もよく覚えていません
さあ、酒も飲んで満足したし、風邪薬でも飲んで寝るかと、手に取ったのは顆粒の解熱剤でした
よくある市販のものですが、風邪薬ではありません
私は飲みました
今考えてもゾッとするとんでもなく無知な行動です
あの時は本当に死ぬかと思いました
全身に鳥肌が立ち、吐き気と脱力感に襲われる
ごく常識的な話ですが、酒と薬は一緒に服用してはいけません
しかし、当時の私はそういう当たり前のことも良くわかっていなかった上に、
酒で気が大きくなっていたのもあったようです
恥ずかしい限りです
その結果どうなったか?
腹の中でぐるぐる何かがかき混ぜられるような感覚のあとに、
全身にぶわっと鳥肌が立ち
一気に嘔吐感に襲われました
ふらふらとトイレまで行き、戻すところまではうまく行きましたが
その後はへなへなと座り込んでいました
目眩と意識が遠くなる感覚がしました
「あ、もしかしたらもう目覚めないかも」
と、ちょっと思いました
次に気づいたとき
異常に気づいたらしい弟が私の体を揺すって声をかけているところでした
助かった、と思ったのを覚えています
後日
そのときはすぐに調子が戻ったため、結局は病院受診はしませんでした
ただ、私は週に1回程度飲んでいた飲酒を辞めました
(元々、美味しいというよりはちょっとお試し、もしくは格好をつけて飲んでいたフシがあったので、辞めるのは苦になりませんでした)
薬を飲む時は空腹時を避けたり、
量に気をつけたり、次の服薬までしっかり時間を空けるようになりました
あとは、件の顆粒薬は避けるようになりました
とはいえ、私の飲み方が最悪だっただけで、例の顆粒薬が体に悪いわけでは無いです
普通の解熱剤ですし、市販されている立派な薬です
完全に当時の私の過失であり、薬や製薬会社に物言いがしたい訳ではありません
ですが、やはり苦手意識のようなものは出来ていたようで、避けるようになっていました
アレルギーの可能性も考えるべき
私の場合は完全に過失でしたが、
人によっては薬の服用でアレルギーが出る場合もあります
目のかゆみや湿疹など、アレルギー症状が出る場合はお薬の名前などを控えて病院受診をするのが無難です