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【雑記】あきらめたほうがラクになることもある

パンダに学ぶ生き方のヒント9月号

あきらめたほうが ラクになることもある。

バンダどうしが同じ竹を手にとったとき、 必ずどちらかがあきらめて「どうぞ」と差し出します。 欲や執着心にとらわれることなく、 すぐに手放すことができるのです。

パンダに学ぶ生き方のヒント

人生に必要なのは「健全なあきらめ」。 過剰な欲は自分を苦しめるだけです。 逆に、他人に対して「小さな親切=give」を繰り返していくと、脳が「だれかの役に立った!」 と快感を得てボジティブな感情を抱きやすくなります。

オレンジページ2022年12月17日号特別付録①より

上善は水のごとし(『老子』第8章)を参考に


老子 (岩波文庫)

上善は水のごとし。水はく万物を利して争わず、 衆人のにくむ所にる、故に道にちかし。

(訳文)最上の善なるあり方は水のようなものだ。水は、あらゆる 物に恵みを与えながら、争うことがなく、誰もがみな厭だと思う低いところに落ち着く。だから道に近いのだ。

今回の、パンダに学ぶ生き方のヒントを読んで、上で引用した 『老子』の一節がまず思い出されました

水とは自然に下へと流れ落ちて行くものであり、その流れの中でいろいろな人や動物、土地に恵みを与えます

決して自我を張るような真似はしないのに、様々な相手の役に立っているのです

「自分が人生の主人公である」というこだわりを捨てる

私たちが この 水のように生きるには心の中にある自分が中心であるという思いを一度脇に置く必要があります

子供の頃、幼稚園や小学校の出し物で劇をやった事がある方は、覚えがあるかもしれません

子供の頃、とかく私たちは格好良いヒーローや美しいヒロインに憧れます

劇の配役を決める時にも、僕がやる 私がやると他の子の気持ちを考えずに ハイハイと手をあげたことがあるのではないでしょうか?

ここで 自分は別にいいから と誰かに好きな役を譲ることができる子供は稀でしょう

それができるのは もともと 劇が嫌いな子供だけです

こういう時、子供同士で必ず 大なり小なり 衝突が起こります

先生や子供の中のリーダーが仲裁して事なきを得るのが大筋です

この構造は大人になっても変わっていません

私たちは日常生活の様々な場面で、自分のこうしたい、ああしたいという気持ちを優先しがちだからです

しかも大人になった分、本心を微妙に隠して 立ち回る姑息さを 身につけてしまいます

社会の中で自分の意思を通すには、それが必要な技術だからです

ですが、もし私たちが このようなこだわりを手放して、水のような気持ちを持つことができれば、人間関係の苦しみのうち多くの部分がなくなるのではないでしょうか?

むやみに一番になろうとせず、いたずらに自分の意思を通そうとせず、ささやかなことで誰かのためになれるように立ち回る

本当に必要なことだけをその手に持ち、他は手放してしまうわけです

日常の中で『 譲る練習』をしてみる

理屈は簡単ですが、これが簡単にできないからこそ、『 老子』でも理想に近いのだと言っているのだろうと思います

ですがまず、大事なことではなく小さなこと、些細なことから、譲る練習をしてみるのも、良いのではないでしょうか?

例えば、エレベーターに乗るとき、我先に乗ろうとはせずに他の人を先に乗せてあげる

同僚と意見が対峙したとき、明らかな間違いでないのならば、相手の意見を尊重する

などなど

何処かで誰かと、些細な衝突をしてしまったときが逆に譲る練習ができるチャンスとなります

一つ小さな譲りが出来れば、一つ小さな幸せを拾えるのだと、思ってみるのは如何でしょうか?

参考


「もう傷つきたくない」あなたが執着を手放して「幸せ」になる本


心配事の9割は起こらない―――減らす、手放す、忘れる「禅の教え」 三笠書房 電子書籍


つい顔色をうかがってしまう私を手放す方法