パンダに学ぶ生き方のヒント8月号
他人のことは
気にしない。
干渉しない。
パンダどうし、近くにいてもお互いにわれ関せず。
それぞれが好きなことをやりながら、
うまく共存しています。
人間やサルのような序列も存在しません。
パンダに学ぶ 生き方のヒント
人間は無意識のうちに他者に「こうあってほしい」という「役割期待」を持っています。しかし、相手への過度の期待はストレスのもとに。お互いに無理な期待はしないこと、 相手が望んでいないような期待をしないことが大切です。
オレンジページ2022年12月17日号特別付録①より
役割期待とは?
試しに、GoogleのAI“Bird”に役割期待について質問してみました
役割期待とは、ある役割を担っている人に、他者から期待される行動や態度です。役割期待は、その役割の社会的地位や、その役割を担っている個人の能力や特性によって異なります。例えば、教師の役割期待は、生徒に学ぶことを教え、導くことです。一方、医師の役割期待は、患者を診察し、治療することです。
役割期待は、個人の行動に大きな影響を与えます。役割期待に沿った行動をすると、周囲から評価され、満足感を得ることができます。しかし、役割期待に沿わない行動をすると、周囲から批判されたり、ストレスを感じたりすることがあります。
役割期待を理解することは、円滑な人間関係を築くために重要です。役割期待を理解することで、自分の行動を客観的に評価し、周囲の期待に応えるよう努力することができます。
とのこと
社会に求められる役割と、自分の希望・願望とのバランス
役割期待とは、つまり社会での役割の中で他者から求められる期待のこと
それに応えることで、評価や満足を得ることができます
しかしながら、私達にはそれ以外にも求められている期待があります
自分が自分自身に求める期待のことです
自分自身の希望や願望、夢や目標を達成することです
問題は、この社会と自分自身の期待が相反することが往々にしてあることでしょう
この2つのバランスが大事なポイントであることは、想像に難くありません
ワーク・ライフ・バランスを重視する
社会での役割と自分自身の希望とのバランス
このキーワードから
ワーク・ライフ・バランスの考え方に行き着く方も多いと思います
仕事と生活のバランスが取れた状態を指す言葉です
ただこの“バランス”ですが、個人的にはこの両方を等価に置く必要はないと思っています
仕事が大事な人は仕事に天秤が傾いても良いでしょうし
仕事より自分の趣味や生活、目標などが大事な人はそっちに傾いても良いのではと思います
どちらを大事にするか、それを決めるのも自由でしょうから
他者にも、同じ考え方を適用すると、自然に過度の干渉をしない、されないことになる
自分が接する人にも、同じ自由があります
自分とは違う考え方や行動をする権利が、相手にもあるのです*1
そう考えると、他人のことを必要以上に気にせず、干渉せずは、相手だけでなく自分自身の権利を守ることにも繋がるのではないでしょうか
人を嫌う人は、嫌われ
好きになる人は、好かれやすい
干渉しない人は、干渉されないわけです
自分に関わる人に無関心では行き過ぎですが
関わり過ぎるのも問題です
程よいバランスが大事です
ここでも、バランスがキーワード
皆さんも、自分に合ったバランスを見つけてみると、ストレスレスな生活に近づけることでしょう
*1:少なくとも、日本と同じ文明圏では