アラウンド80 の父の運転能力について
突然、私事ですが、我が家の父もそろそろ80代に差し掛かりました
父は未だに元気に車を運転していますが、
最近そばで見ていると、注意力が落ちてきているのでは?と思うことが増えてきました
とはいえ、本人に注意してもまともに聞き入れてくれないか、“馬鹿にされている”と機嫌が悪くなるだけなのです
近いうちに、ちゃんと話し合いの席を設けて今後の父の運転について真剣に話し合う必要があると思っています
高齢者ドライバーの免許返納率
世間では、高齢者ドライバーの問題がどんな状況なのか気になって調べてみました▼
2022年の75歳以上の免許返納率はわずかに4.48%であり、前年より0.24ポイント低下しています
ほとんどの高齢者が免許の返納をしておらず、そのうちのほとんどが現役ドライバーということです
これには地方における車の利便性が圧倒的なこと、
また、昨今のコロナウイルスの蔓延で公共交通機関が利用され辛い状況が続いたことも影響しています
父への感謝と家族の課題
私も家族も、父の運転に随分助けられています
長崎も山の多い土地柄ですから他の地方の例に洩れず車が必要になる場面が多いです
私がいない時など、家族の移動を父が助けてくれています
父は元タクシードライバーで、50年間事故を起こしたことがないのが自慢です
その終わりも、大過なく迎えて欲しいと思います
それは父の問題ではなく、我々家族の問題だと思うのです
公共交通機関の充実の必要性と、長崎市の“斜面移送システム”の試み
超高齢化社会にとって、公共交通機関の充実は大事な課題だと思います
長崎の場合、バスに路面電車にJRと、平地での移動は充実しています
一方、山や坂道の移動は自動車やバイクに頼らなければなりません
タクシーもありますが、運賃の高さとコロナウイルスによる利用者の減少で車両台数や運転手の数も減っていると聞きます
長崎市の一部の坂道には稲佐山のロープウェイや天神町の斜面移送システムのようなものがあります▼
このような試みを、もっと進めていくべきでしょう