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【雑記】アンガーマネジメントとしての瞑想

はじめに

社会でお仕事に携わっていると、どうしても怒りに駆られる場面に遭遇します

私は若い頃から、怒りに対して上手に対応出来ずに生きて来ました

特に怒っている時間が多いわけでもありません

ただ、一度火がつくとドカンと爆発するまで鎮火出来ない厄介な性質の怒り癖を持っているのです

今も、そうです

克服できたとは間違っても言えないでしょう

私の場合、介護職という仕事ですから、利用者である高齢者の方々に怒りが発露してしまうのは、致命的です

今のところ、そういったことは起こっていませんが、起こるかもしれないということには、はっきりと恐ろしさを感じています

ただ、最近は怒りを抱く回数がそれまで年5回だったのが、1~2回程度には落ち着くようにはなりました

それには、アンガーマネジメントとしての瞑想1がある程度の役割を果たしていると、そう考えています

瞑想の勉強をする上で、私が参考にしたのは以下の書籍です

「心の疲れ」が消えていく瞑想のフシギな力。―――1日10分でできる「心のお洗濯」

ブッダの「慈しみ」は愛を超える (角川文庫)

これらで紹介されている瞑想の中で、特に慈悲の瞑想歩く瞑想をよく利用しています


目次


慈悲の瞑想

これは自分を含めた生き物に対して慈悲の気持ちを養う瞑想です

怒りの反対の感情を自分で育てようとする試みでしょうか

やり方を簡単に説明すると、


「幸せでありますように」

と唱え(暗唱も可)ながら

その気持ちを

私自身

身近な生命

全ての生命

私が嫌いな生命

私を嫌いな生命

生きとし生ける生命

と順番に広げて行きます


文言もあるのですが、長くなるので割愛させていただきます2

この瞑想の利点として、あまり時間をかけずにできるし、日常生活の合間合間に実行できるというのがあります

通勤中の信号待ちやバス待ち、ちょっとしたスキマ時間で、さっとできて便利です

ちなみに私は入浴中、ゆっくり湯船に浸かってよくやっています

丁度、子供の頃「肩まで浸かって100まで数えなさい」とやったみたいなノリですね

多幸感のような強烈な効果はないですが やってみると、何となく優しい気持ちが増すような感覚があります

共感や同情、誰かを気にかけて心配するようなそんな優しい気持ちです

理由もなく気持ちがささくれている時などにおすすめの瞑想ですね

歩く瞑想

次は、今話題の(ちょっと旬は過ぎている気もしますが)マインドフルネスでよく紹介されている「今ここに集中する」瞑想の一つです

マインドフルネスには、今ここに集中することで心の中にある雑念(勿論、怒りも含まれます)をストップさせ、頭と感情を整理してくれる効果があるようです

で、方法ですが


歩く時、右足を動かす時は

「右」と確認を入れる(これも心の中でOK)

左足なら「左」と確認する


これだけです

簡単ですね

集中的に行う時はもう少し細かく分けるようですが(右足→離れる→進める→下ろす→左足→離れる→……のように)

ですが、基本は「右」「左」これだけです

この言葉で確認する方法はラベリングと呼ばれているらしいですが、この行為が「今ここ」への集中を助けるようです

この歩く瞑想、マインドフルネスでは基本的な瞑想である上に最も重要なものだそうです

何せ、歩く時は例外無く実行可能なので、座って目を閉じて意識を集中なんて無理!って人でも取り組みやすい

かく言う私も座禅みたいな座ってやる瞑想は苦手です

すぐに、眠気に襲われてしまいます

でも歩く瞑想なら、まあ歩きながら寝てしまうことはまずありません

安心です

ちなみに、この瞑想は歩く時だけでなく、日常の動作なら全てで実行できます

立つ、歩く、座る、横になる、食べる、運ぶ、洗う、etc……

ただ、そこまでやれるのは上級者のようで、初心者はまず歩く瞑想からはじめるのが確実のようです

自分もまだまだその段階ですね

なかなか、奥が深そうです

瞑想の効果は……?

「はじめに」でも書きましたが、数年間、スキマ時間を活用して行って来た感じでは、年5回ほどの怒りが年1~2回程度には抑えられるようになったようです

また、以前よりは気持ちの上で余裕のようなものが生まれた気がします

機嫌が急降下しはじめると、その感覚が以前より明確に感じ取れています

その分、自分の感情に対して「お、来るか?」と身構える時間が出来たようです

それでも、どうしようもなくドカンと行ってしまうこともあるのですが……

そこはぼちぼち克服して行ければと考えています

おしまいに

さて、今回は瞑想とかマインドフルネスなど、ちょっと怪しい話題でしたが、いかがだったでしょうか?

とはいえ、マインドフルネスは仏教の修行法である瞑想から宗教色を脱色したような歴史的な成り立ちがあり、かのGoogleでも社員に推奨しているほど、メンタルトレーニングとして効果があるもののようです

私も、まあそれならちょっと試してみようかなぁ、という感じで始めたものでした

それが数年続いているのは少し不思議です

巷には他にも様々なアンガーマネジメントがあるようです

もし、ここまで読んで下さった方で、同じような悩みを抱えておられる方がいらっしゃるのなら、この記事が参考になれば幸いです


  1. 私の実感に過ぎないので、確証がある訳ではありません。私は実際的な怒りへの対策として瞑想を利用しています。霊や魂の交信のようなスピリチュアルとしての瞑想にはほとんど興味がありません。そういった向きの方には、私の経験は参考にならないでしょう
  2. より具体的な取り組み方については『慈悲の瞑想』で検索をすると簡単に出てきます。特に私が参考にしたページを↑にリンクしておきます。ただ、教えている方で、微妙にやり方が違ったりするようです。興味のある方は是非自分でも調べてみて下さい