▲「脳にいいこと」だけをやりなさい!
マーシー・シャイモフ[著]
茂木健一郎[訳]
楽観回路を作ると、脳がよく働くようになる
この本のポイントは、訳者のことば(まえがき的なもの)にまとめられています
すなわち、脳にポジティブ思考な回路、“楽観回路”を作ることで、ようやく動き出す脳の機能がある、ということです
「楽観的」「幸せそう」に見える状態、もっと言えば、自分がそう思える状態になると、脳機能が活性化するらしいのです
そのためのポイントもまとめられています
「脳にいいこと」7つの絶対ポイント
脳と体を活性化させて幸せになるためのポイントが7つあります
1.ネガティブ思考の「大そうじ」をする
まずはじめに、頭の中にあるマイナスの思考を片付けます
簡単にまとめると、愚痴や不平不満を言ったり考えたりしない習慣を作ることです
2.プラス思考で、脳にポジティブな回路をつくる
マイナスを片付けたら、プラスの思考を呼び込みます
自分の信じていることや思い込みを検証するくせをつけることが勧められています
3.何事にも「愛情表現」を忘れない
毎日、いいことを見つける
いろんなことに感謝をする
「ありがとう」を気がけて口にする、など
ポジティブな感情を表現します
4.全身の細胞から健康になる
これは、心ではなく体を整えることです
大雑把に言えば、食事、運動、生活習慣を整えることです
健全な体には健全な心が宿る、という感じですね
5.瞑想などで脳を「人知を超えた大いなる力」につなげる
無宗教の人でも、実生活の中に精神性を重視している、世界や大いなる力とのつながりを感じて生きている人は満たされた人生を生きていることが多い、とのこと
6.目標をもち、脳に眠る才能を開花する
長いスパンで目標をもち、それを楽しむ、人生に意味を見出している人ほど幸せを感じて生きている、とのこと
そういう人は脳が情熱を感じて、フロー状態になっているからです
7.つき合う人を選んで、脳にいい刺激を与える
人間関係を整理すると、自分の人生や考え方も整理されて、幸福に向かっていくことができます
おしまいに
この本、私が見つけたのはBOOKOFFの100円コーナーだったので、かなり古い本だと思います
手元の本を確認したところ、2008年の出版でした
15年前の本ですが、今で言うマインドフルネスに通じる考え方が多彩で、具体的なメソッドやワークが多数載っているとても参考になる本です
もし内容に興味がある方は、もしかしたらお近くの古本屋にあるかもしれませんし、
以下のリンクから読んでみても良いと思います
ここまで読んで頂きありがとうございました!
スターやコメント、はてなブックマークや読者登録をして頂ければうれしいです!