介護福祉士『ルドルフ』のつれづれブログ

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【介護】介護士に向いている人の3つの特徴

介護士の利点

介護士の仕事に興味があるけれど、自分に出来るか不安だなぁ、そんな風に悩んでいる方はいませんか?

介護士というお仕事は、利点として

・ 人材不足なので、働き口が多い
・ 特別な資格がなくてもはじめられる
・ 仕事をしながら資格取得でキャリアアップを目指せる

などがあります

新規参入するなら今が最も勢いがある時期で、興味を持っている方も多いかもしれません

今回はそんな方に、10年間介護士としていろんなスタッフの方とお仕事をしてきた経験から、

どんな人が介護士に向いているか、その特徴と一緒に解説していきたいと思います

(勿論、ワタシの独断と偏見が混じっていますので、その辺は差し引いて頂ければ幸いです)

どうぞ宜しくお願い致します

介護士に向いている人

介護士に向いている人の特徴を3つ挙げていきます

1.コミュニケーションが得意

介護士は、高齢者や職員(スタッフ)とコミュニケーションを取りながらチームで業務を行います

人付き合いに抵抗がない方が向いていると言えるでしょう

しかし、会話が苦手だとしても心配いりません

高齢者、特に認知症の方を相手に仕事をしている方は相手に寄り添うことが得意な方が多いので、

うまく言葉にできなくても、辛抱強く話を聞いてくれる場合が多いです

ただ、こちらからも寄り添っていこうという姿勢は大事でしょうね

2.体力に不安がない

体が資本と言いますが、介護の仕事はまさにそれです

高齢者の支えになって歩いたり、抱き上げたり、車椅子を押したりと身体介助が主になることが多いからです

けれど、別にアスリートみたいな体力が必要なわけではありません

人並みの体力があればデイサービスなどであれば事足りるでしょう

ただし、お仕事を長く続けていく場合、どんな職種でもペース配分が大事です

どんなに体力に自信があっても、

明日、明後日も仕事は続くということを忘れず、

体調管理はしっかり行う必要はあります

3.介助に抵抗がない

介助と一言に言っても、種類は多岐に渡ります

歩行者を支えたり見守ったりして一緒に歩く歩行介助

自力で食事を摂ることが難しい方には食事介助

着替え等の手伝いをする更衣介助

入浴の手伝い、サポートを行う入浴介助

オムツ交換などに代表される排泄介助

などなど1

これらの中でも、特に排泄介助に抵抗がある方が多いです

他人の尿や便を扱うことに強い抵抗感があるのですね

私が知っているある方も、介護の仕事をしようと意欲を持って事業所に入社されたのですが、

オムツ交換やポータブルトイレの洗浄などが受け付けずに辞めてしまわれたことがありました

真面目な方だったので、当時はとても残念に思ったことを覚えています

これに関してはご自身の心身とよく相談されてから、介護士に向いているかを判断された方が良いと思います

注意するべきこと

上記3つを押さえていただければ、あとは仕事をしながら少しずつ技術は身についていくだろうと思います

勿論、やる気や工夫もそれなりに必要ですが、分からないことを素直に訊くようにすれば、大抵の場合は何とかなるでしょう

ただし、今から述べていく点については意識的に注意されることを勧めます

1.目上の人に敬意を払う

介護という仕事上、相手にする方は自分より目上の人しかいないと思って下さい

敬意を持って接することは大事なことです

ただ、慇懃無礼とも言いますので、馬鹿丁寧に接するのは人によって不快に感じる方もいるでしょう

ちゃんと敬意を払って接すれば多少の言葉遣い程度はスルーしてくれる方も多いですので、

敬語や傾聴、接遇などマナーある態度を身につけられる機会だと気楽に捉えましょう

2.人間関係に注意

人間関係はどんな職場でも悩みの種かもしれません

介護を志す方々なので、基本的には優しい方が多いのですが、

介護という感情労働であることも加えて体力仕事でもあるためストレスが溜まりやすく、

一度こじれると中々改善することが難しい場合もあります

そのまま辞めてしまうようなケースも多いのです

しかし、正直もったいないと思います

介護がはじめやすい仕事であることは上で書きましたが

それはつまり、それまで他の職種で様々な経験をしてきた人が多く入ってきているということ

こういう方々と親しくできるのは、自分の知識や可能性、世界を広げる意義もあるはずです

そのための人間関係と考えれてみては如何でしょうか

3.ストレスコントロールが重要

介護はストレスフルな職場です

だからこそ、ストレスをコントロールする方法を身につけておいた方が良いでしょう

方法は様々です

皆さんに合った方法は皆さんの方が簡単に思いつくはずなのでここでは書きません

でももし、ストレスコントロール方法が思いつかないと悩んでおられる方がいらっしゃるなら、

私はマインドフルネスや瞑想について調べてみることをおすすめします

私も、それらについていくつか記事を書いていますので、そちらを参考にされる方はこちらからどうぞ

おわりに

皆さん、お疲れ様です

介護のお仕事は現在、人手不足が深刻化しています

2025年問題という、団塊の世代が後期高齢者になる時期が近づき、その危機感は最高潮に達していると言っていいはずです

様々な問題が起こるとされていますが、実際にどうなるのかは分かりません

が、現在の人手不足を抱えたままこの困難を乗り切るのは難しいだろうと危惧しています

もし、この記事で介護のお仕事に興味を持って頂けた方がいれば、⇩のリンクをご利用下さい

かいご畑


  1. 介助の種類や介護と介助の違いに興味がある方は、こちらをご参考下さい