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【読書】夏目漱石の『坊っちゃん』をAudibleで聴いてみた

Audibleで坊っちゃん( 夏目漱石)を聴いてみた

前回に引き続き、人間力を高める野望のために、Audibleで古典文学を聴いてみました

今回は、夏目漱石の『 坊っちゃん』です

大雑把な感想

「明治時代のヒーロー像」を具現化したら、こんな感じになるんじゃないかなっていうのが率直な感想でした

お話の筋より、キャラクター造形の巧みさで魅せてくれるのは夏目漱石らしい感じがします

主人公こと坊っちゃんの視点で常に話は進み、お陰で彼の独特の価値観や正義感が良く読者に伝わってきます

周囲の人々には傍迷惑だったり滑稽にも見えているのでしょうが、主人公自身にもそれは分かっており、分かった上で不器用にも自分の義理を通す、一本筋が通った男の姿を見せてくれます

義理や正義を通すだけでなく、気を許した相手に見せる優しさや友情もある人間らしい人間といった感もあります

坊っちゃんだけでなく、周囲の人々もそれぞれキャラクターが立っており、人間らしい血肉を備えた人物が揃っているのは聴いていて楽しかったです

明治時代の作品ですので、もちろん古いですし、現代にそぐわない慣習や言葉遣いもあります

ですが、今読んでもきっと夢中になれる作品です

正に歴史に残る文豪の1品といった感じでした

もし、まだ未読の方や、国語の時間に触れたけれど全部は知らないという方にも、おすすめします

おしまいに

ぼちぼち長編の小説を文字で追うのが辛くなってきたので、こうして手軽にオーディオブックを聴けるようになったのは、有り難いことだと思います

文字を読むのが苦手な人にも、オーディオブックはおすすめの読書法だと思います