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【日記】介護職員「月6,000円賃上げ」=社会における介護の価値なのか? 本当に?

介護職員「月6,000円の賃上げ」と報道

介護職員「月6,000円賃上げ」へ…介護業界からの人材流出に歯止めをかけられるか?(THE GOLD ONLINE(ゴールドオンライン)) - Yahoo!ニュース

▲こんな報道が話題になっています

2024年2月から月6,000円の賃上げを行うことで、介護業界の人材流出を止めるための方策のようです

正直、”焼け石に水”の印象

月6,000円は有り難いけれど、円安や物価高騰を思えば焼け石に水としか思えません

それでも水は水

一滴でも無駄にしないことが私達に実際できることなのかもしれません

納得は行きませんが

この決定は、政府が見る介護の価値なのだろうか?

今回、政府は介護職員の賃上げを6,000円と決めたようですが

穿うがった見方をすると

月6,000円アップが介護業界の価値だと政府が判断したとも言えるのでしょうか?

▲の記事では、介護は労働生産性が低いことが要因として挙げられていました

これは働いてお金になる割合が、他業種に比べて低いという意味です

まあ、売りに出す商品がそもそも殆どないので、当然といえば当然ですが

要は、力を入れてもお金にならない、ということです

人はお金を出したがらないけれど、それでも大事な仕事

そこで疑問ですが、お金にならなければ価値はないのでしょうか?

いえ、これが捻くれた質問なのは承知しています

ですが、世の中のヒット商品のように世間が買いたがるから価値があるものもあれば

清掃業務や上下水道・インフラの整備、保育園や幼稚園のように人がお金を出したがらないけれど、それでも日常を送るために欠かせない仕事というのは確実に存在します

介護はそういった仕事の一つであるということを、世間ではあまり認知されていないのではないでしょうか?

人が家族の介護に日常を忙殺されることなく、自分の人生を生きていくために、どうしても介護の仕事が必要なはずです

誰かがお昼に仕事やお買い物に行く間だけでも、

誰かが日々の疲れを癒やす間だけでも、

面倒を見てあげなければならない大事なご家族おもみを預ける場所が必要です

それは生産性おかねという数字に直接は出てきませんが、数字を支える土台ではないかと思います

是非政府にはそのあたりもよくよく吟味して貰えたら、良いなぁと思うのです