アッシャー家の崩壊をプライムビデオで視聴→オーディオブックで再読
今回は、何かの拍子にエドガー・アラン・ポーの名前を聞いて、ふと
プライムビデオでポー原作の映画を見られないものか?
と思ったのがきっかけで、1960年版の映画版を視聴
さらにAudiobook.jpでオーディオブックを聴いた感想を書いていきたいと思います
1960年の映画だったが、意外と面白かった!
プライムビデオでエドガー・アラン・ポーの映画がないかと探して最初に出てきたのが、以下の映画でした
(映画のあらすじ)
フィリップは婚約者のマデリンを訪ねて、二 ューイングランドにある彼女の実家であるアッシャー家にやってきた。しかし、マデリンの兄ロデリックは不気味な男で、さらにマデリンも痩せて青ざめていた。また、屋敷の地 下室には、奇怪なことにロデリックとマデリンの名を刻んだ柩があった。フィリップはマ デリンを屋敷から連れて逃げ出そうとしたが、彼女は突然死んだ。やがて、フィリップはアッシャー兄妹の恐るべき秘密を知る...。
60年前の画質の荒さと控えめなピアノBGMがむしろ雰囲気を盛り上げていて、
主人公がアッシャー家の謎を追う一方で最終的な崩壊が迫っていること、
また
兄ロデリックとフィリップの心理的対立
などなど見所が多くて面白かったです
1時間程度の映画なので、字幕のみの映画や古めかしい設定に抵抗がない方には見て欲しいと思います
もう一度、原作『アッシャー家の崩壊』をオーディオブックで
映画で飽き足らず、原作も読もうと思いました
実は、昔にも一度翻訳を読んだことがあったのですが、
文章が難しかったことしか覚えていなかったので、今回はオーディオブックで挑戦してみようと決めました
選んだのは、Audiobook.jpの朗読執事シリーズ
元はiPhoneで人気のアプリとの事ですが、私は今も昔もAndroidユーザーなので知りませんでした
(オーディオブックのあらすじ)
少年時代の旧友ロデリック・アッシャーから突然の招待を受け、荒涼としたアッシャー家の屋敷にたどり着いた。 神経を病んでいたロデリックが、心を軽くするために、唯一の友人である「私」 に来訪を頼んだのだ。
ロデリックによると、この神経疾患は生れつきの遺伝的な病で治療のしようがなく、その原因となっていたものは、最愛の妹がいましも死に瀕していることなのであった。
私はアッシャー家に滞在するが、ロデリックの錯乱は悪化していく。
朗読執事~アッシャー家の崩壊~
https://audiobook.jp/product/90305
映画に比べて人物の相関図はシンプルです
個人的に驚いたのは、映画ではバチバチに対立していた主人公(名前は明示されていません)とロデリックが、原作では旧友同士で、主人公は妹のマデリンとはここで初めて会うことになることです
しかも、まともに会話を交わすこともありません
ロマンスと対立が映画に比べて少なく
その代わり、アッシャー家の不気味な雰囲気や謎、ロデリックの神経症的な様子や主人公との交流に焦点が当たっている感じでした
こちらも短編なので、オーディオブックで1時間程度と取っつきやすいと思います
何より、流石人気の朗読ということで聴きやすい声と雰囲気がイイd('∀'*)
Audiobook.jpに聴き放題プランで聴けるので、興味のある方はどうぞ