介護福祉士『ルドルフ』のつれづれブログ

気持ちがラクになるブログを目指しています

MENU

【雑記】一杯の水について

大地には染みすら残らないけど

生き物の口には潤いを与える

汗かく者には爽やかだけど

凍える者には痛々しい

砂漠や火山では貴重品で

川や湖ではありふれている

地球上では7割を占めると俗に説く

真実はたった1厘だけしか使えない

血管のある体はほとんど赤いそれで出来ていて

頭にもいっぱい詰まっているんだけど

透明なそれほど何かの役に立ったことはない

自分の役に立てることで精一杯で

それすら満足に出来ていない

おまけに頭に一番赤い水を詰めている生き物は

火や病気や鉄を使って、同族の赤い水を奪おうと繰り返している

他の生き物だったら奪いたいのは肉や皮だ

生きるために食べる

でも、例の彼らは同族の肉や皮は埋めるか焚くかして使わない

そのくせ

飲めないし

生きるために食べることもできない

貴重でもなく、ありふれている

そんな赤い水を奪おうとしている

または、奪い返す者もいるが

やっぱり肉も皮も無用とのこと

物好きな生き物もいたものだ

そんな生き物より、たった一杯の水の方が役立っている

大地に染みすら残らないけれど

生き物を潤す

爽やかで、痛々しく、ありふれている

地球に7割あるように見えて、

身体に使えるのはたった1厘だけという貴重品

その1厘で地球上の生き物達を支える働き者

きっと、どんな生き物よりも生き物の役に立っている

それが水である