介護福祉士『ルドルフ』のつれづれブログ

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【読書】認知症の親の介護で悩んでいる人へ『マンガでわかる!認知症の人が見ている世界』をおすすめします!

認知症になった親の介護で悩んだときにおすすめの本

今回は、2年前に出版され、アマゾンなどでベストセラーになった親の介護についての本をご紹介します

認知症になった親の介護で悩んでいる方は、一度は読んでおいて損はありません

「何度も同じことを訊いてくる」

「理由もなく歩き回る、外に出たら帰ってこられなくなる」

「財布を無くして、何故かどろぼう扱いされる」

こういったケースに行き当たった方も多いでしょう

そんな方々に、ぜひこの本を読んでいただきたいと思います

この本では、それらの状況にケース・バイ・ケースで対応策が紹介されているからです

特徴1.丁寧な文章と、マンガで分かりやすく解説

私は高齢者介護のお仕事に携わっていますが、この本を読んで勉強になる点も多々ありました

しかも、文章がとても読みやすく、専門用語はほとんど出てきません

専門用語が出てきても、しっかり説明が添えられています

まさに、親の介護に悩む一般の方向けに書かれた本です

また、長い文章を読むのが苦痛である方には、マンガ部分だけを読んでも十分理解できる内容にまとめられています

ポイントをまとめた部分も、マンガが添えられていて理解を助けてくれます

手に取ってパラパラ読むだけでも「へぇー」という驚きと納得を与えてくれる興味深い本と言えるでしょう

特徴2.認知症への理解を助けてくれる

認知症は、長年、誤解され、偏見にさらされてきた病気といえます。
(p2, 監修者まえがき より)

2025年問題の一つに、団塊の世代が後期高齢者の仲間入りをすることが挙げられています

それに伴って認知症患者や被介護者の数も増加するだろうと予想されています

具体的には、65歳以上の高齢者5人のうち1人が認知症になるのではと言われているのです

認知症は私たちにとってより身近な病気の一つとなっています

私はこれからの社会に向け、医師や専門職だけでなく、家族や地域の方にも、認知症に対する正しい知識を身につけてほしいと願っています。 不安や孤独に苦しむ認知症の患者さんにとって、ともに寄り添い、必要なときに手を差し伸べてくれる人がいれば、どれほど幸せでしょうか。 身近な人が支えとなれば、認知症の人でも希望と尊厳を持って、 生涯、幸せに生活することができるのです。
(p4, 監修者まえがき より)

認知症と認知症患者について理解することは、私達が超高齢化社会を幸せに生きるために必要です

お得な情報:この本はkindle_unlimitedで無料で読むことができる

今回ご紹介した『マンガでわかる!認知症の人が見ている世界』は

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おしまいに

監修者のまえがきにあるように、認知症とはもう別の誰かが罹っている病気ではないと思います

認知症はもう、私たちのそばにある病気であり、身近な人や自分自身が罹りうる病気です

私も、この本でもう一度、介護や認知症について勉強しようと思います