ピンピンコロリで生きたいなら、生きがいを持とう
突然ですが、理想の生き方、死に方とはどんなものでしょう?
人によって違うでしょうが、
だいたいは元気に生きて、ぽっくり死にたいと考えているのではないでしょうか?
このように元気でいられる長さを健康寿命と言いますが、
別の言い方では「ピンピンコロリ」とも言います
「長く健康に生きて、死ぬときは誰にも迷惑をかけずにコロッと死のう」という意味です
私はこれに、「認知症にならない」という意味も付け加えたいと思います
人は動けなくなると、途端に脳の活動が低下して、認知症になりやすい傾向があるからです
人がピンピンコロリ(認知症にならない)でいるには、食事や睡眠などの健康に気をつけるのは前提ですが、
それ以上に長く健康でいたいという「生きがい」が重要ではないかと思います
新しいことに挑戦していくことで、新しい知識や世界が広がっていくのは、
いくつになっても刺激的な体験になるのではないでしょうか?
ピンピンコロリ(認知症にならない)で生きる、おすすめ3つの趣味
・生きがいを見つけるヒントを探している方
・認知症の予防になる方法を見つけたい方
・新しい趣味を探している方
そういった方に、おすすめの趣味(アクティビティ)を3つご紹介します
おすすめポイントも併せてお伝えしていきますので、よろしくお願いします
筋トレ
歳をとると、足腰が弱るのが悩みの種になります
ところが最近は、筋力は何歳からでも鍛えられると言われています
特に、立って歩くための力を鍛えられるスクワットは
寝たきり対策に最適
効果が実感できると、歩いたり出かけたりしたくなることでしょう
コロナがおさまり始めてマスク解禁が進められていますが
まだまだ旅行や屋外活動に抵抗がある方にも、屋内で出来るアクティビティとしておすすめです
詳しい方法については過去に記事▼を挙げていますので、ご参考までに
筋トレのおすすめポイント
1.足腰の悩みに効果抜群、寝たきり対策にも最適
2.屋内でもできるお手軽なアクティビティ
3.歩いたり出かけたりしたくなる
園芸
自然に接したり、何かを育てることは脳を活性化してくれます
近くに大き目な公園などがある方は日光浴がてらの散歩も良いですが、
そういったものが近所にない方には自宅でも自然と接することができる園芸をオススメします
私事ですが、私の父も園芸にハマっていまして、毎日のように庭に出ています
関連記事はこちら、自宅の庭で起きたちょっとした事件?について▼
土いじりは土の感触や匂いが感覚を心地よく刺激してくれますし、気晴らしにもなります
また、草木が成長し、花が咲いたり、実をつけたりするとこれ以上ない達成感も得られますよ
園芸のおすすめポイント
1.自然に接することで、脳が活性化する
2.土の感触や匂いが感覚に心地よい刺激や、気晴らしになる
3.自分が育てた植物が花や実をつけると、これ以上ない達成感を得られる
読書
新しい世界、新しい知識といえば読書でしょう
最近は、紙の本だけでなく電子書籍や、Audibleやaudiobook.jpのようなオーディオブックのサービスもあります
過去の関連記事▼
小さな本屋が減っている昨今、街中の大きな本屋に行くのが疲れて大変という方も、
Amazonや楽天などの通販を利用して本を手に入れることが簡単になっています
これが、一冊あたり1,500円程度で手に入ります
ジャンルも様々で、小難しい学術本だけでなく、趣味の本や漫画や小説などの
娯楽のためのフィクションも数多く存在する初心者にも入りやすい世界になっています
しかし、新しい知識や世界を見せてくれるものは、今や本だけではなくテレビや動画も存在します
どうして今、読書をすすめるのか?
表面的な知識だけなら、それだけで事足りますが、
読書は頭の中のイメージを発達させて楽しむ、能動的な活動だからです
漫画ですら、そうなのです
雑誌や写真集ですら、そうです
これらは、視覚と聴覚を刺激する動画に比べて情報量が圧倒的に足りません
言葉や絵、写真などの断片的な情報を、イメージで組み立てるのが読書の醍醐味です
足りない部分をイメージで補う活動が、読書なのです
その活動こそが、脳を活性化させて、新しい物事に興味を掻き立てます
生きがいを与えてくれるのです
読書のおすすめポイント
1.新しい世界や知識を、安く、手軽に手に入れられる
2.ジャンルに制限がなく、初心者にも入りやすい世界になっている
3.動画に比べて少ない情報量からイメージを組み立てることで、脳を活性化、新しい物事に興味を掻き立てる
ピンピンコロリ(認知症にならない)で生きるための、3つの心得
ここからは、ピンピンコロリ(認知症にならない)で生きるのに効果的な3つの考え方を紹介します
アクティビティではなく、気をつけるべきこと=心得になります
好奇心を持って生きる
経験を積むと、人は好奇心を失っていく
そう考えたことはありませんか?
もし、心当たりがある方は、誰のためでもなく、ご自身のために
好奇心を持って生きるように心掛けてください
好奇心を持たなければ、どんなことをやっても大した効果は望めないでしょう
逆に好奇心を持って臨めば、どんなことでも効果的なアクティビティになって、
貴方がピンピンコロリ(認知症にならない)で生きていく助けになるはずです
チャレンジ精神を忘れずに
何か新しいことを始めようとすると、私の頭にはいつもこういう声が聞こえてきます
「今はまだ、自信がない」「上手くできるか、分からないから」「そんなことやって、意味あるの?」
そう言い訳して、二の足を踏みたくなるのです
ですが、人生は短いです
それは100年生きたご長寿の方でも、同じでしょう
むしろ、長く生きた方の方が、そう感じる部分が多いのではないでしょうか?
人間が何かを成し遂げるのに、100年は短すぎます
時間はあっという間に過ぎていく
やりたいことがあるのなら、チャレンジしましょう
時間はありません
社会との関わりを持とう
人間は、社会と関わらないと生きていけません
家族も友人もおらず、一人で生活されている方も、
何らかの形で社会に関わっています
逆に、社会と関わらなくなると、ぐっと死が近づきます
ときどき、孤独死のニュースが流れますが、ああいう方は珍しくはないはずです
孤独死をする方の平均年齢は61歳となっており、平均寿命より20歳以上も若くなくなっているそうです
死因は病死が60%と最も多いのですが、着目されていたのは自殺でした
孤独死での自殺は、通常の自殺の割合より7倍以上高いという特徴があったからです
社会と関わることで、この危険をぐっと減らせるはずです
また、いろんな方と関わることで、より生きがいを身近に感じるきっかけにもなるでしょう
クラブやサークル活動、趣味の集まり、自治会や老人会、SNSを通じたグループでもなんでも良いのです
いろんな人に関わって、QOL(生活の質)を高めていきましょう
おしまいに
以前の記事でも触れたのですが、
もうすぐ2025年を迎えるにあたり、団塊の世代が後期高齢者(75歳以上)になります
今現在、ピンピンコロリ(認知症にならない)を意識して生活することの、重要度が増しているのでしょう
ひとりでもこの記事を読んで、能動的で刺激にあふれたピンピンコロリな生活について考えていただければ幸甚の至りです